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社会・全般
2011年1月1日(土)9:05

地域から島の魅力発信/城辺

60年ぶりに伝統復活/福西ヨーンシー保存会

 

60年ぶりに福西のヨーンシーを復活させた保存会のメンバー

60年ぶりに福西のヨーンシーを復活させた保存会のメンバー

 昨年は福西自治会にうれしい出来事があった。「福西のヨーンシー」が60年ぶりに復活。保存会のメンバーがよみがえったヨーンシーをいろいろなイベントで披露し、いったんは途絶えたものの半世紀以上の時間を経て復活した踊りで地域に活力を与えようと頑張っている。


 同保存会の下地良俊代表は「福西のヨーンシーは途絶えていたが多くの先輩たちや若い人たちの協力を得てようやく復活することができた。これからいろんなところで福西のヨーンシーを紹介していきたい」と話した。

 今回の復活は、同自治会の花城加代子会長から青年会に昔からの踊りについて問い合わせがあり、昔は良く踊られていた福西のヨーンシーを復活させようと、青年会有志により作業をスタートさせた。

 しかし、当時の踊り方を知っている人たちは高齢で作業は難航。それでも70代から90代の高齢者からこまめな聞き取り調査や指導を受けてようやく復活にこぎ着けた。

 踊りの特徴は、笠を両手に持って勇ましく飛び跳ねて男性の生きるたくましさを表現している。

 保存会のメンバーが敬老会などでよみがえった伝統の舞いを笑顔いっぱいに踊る姿は見る者を楽しませ、地域全体に活力を与えている。


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