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社会・全般
2011年1月25日(火)22:02

「TPP問題」(行雲流水)

 瑞穂とはみずみずしい稲穂のこと。その稲が多くとれることから、「瑞穂の国」が日本国の美称として使われてきた。当然、稲作を中心とした文化が育まれた。自然との共生思想、共同体意識の形成、豊作を祈る儀式や祭りや芸能の継承、勤勉で器用な国民性等は稲作と深い関わりがあるといわれる


▼当地は今、サトウキビ収穫の最盛期である。寒さの中での作業は大変だが、農家は収穫の喜びに弾んでいる。依然としてサトウキビ生産は農家の生活を支える基幹産業である

▼ところで、政府はTPP(環太平洋連携協定)参加の是非を検討している。参加すれば安い輸入農産物が流入、農家は打撃を受けることになる。農水省の試算では米90%減、牛肉79%減で、食料自給率は40%から14%に低下する。関連産業等を含めると340万人の雇用を失う。一方で経済産業省と経団連は輸出産業の国際競争力を強化するということで、参加に乗り気である

▼現在、日本の食料自給率は世界でもまれな低さの40%で、農業や地域を疲弊させている。その理由を、日本学術会議の答申は「市場原理、国際分業論に基づく自由貿易政策偏重」の結果だと指摘している

▼多国籍企業利益中心の貿易自由化は途上国の飢餓と貧困を深刻化させたが、2008年、国連総会は「食料主権」(自国民のため食料生産を最優先し、食料の農業政策を自主的に決定する権利)を決議した

▼「TPP交渉反対県民大会」が1月29日(土)、那覇市で開催される。


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