12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2011年2月18日(金)9:00

きょうジュウルクニツ

スーパー、買い物客で混雑/宮古空港は帰省ラッシュ


 きょう18日は、後生の正月といわれる「旧十六日祭(ジュウルクニツ)。家族や親戚が墓前に集い、ごちそうを供えて先祖を供養する。前日の17日、市内のスーパーは、果物のお供えセットなどを買う客で混雑。宮古空港は、帰省ラッシュとなった。

スーパー

果物のお供えセットが満載されたコーナー=17日、市内のスーパー

果物のお供えセットが満載されたコーナー=17日、市内のスーパー

 市内あるスーパーは、夕方から買い物客でにぎわった。
 ジュウルクニツ用品の紅白カマボコや、豚三枚肉、果物のお供えセット、花、和菓子などはコーナーを設け満載。どの品も飛ぶように売れた。


 煮付けにする三枚肉は、いつもの日の15倍近い売れ行き。紅白カマボコは300本用意した。お供えセットを担当する職員は「陳列台の補給が間に合わない」とうれしい悲鳴だった。

 ジュウルクニツのお墓参りのため、大阪から帰省した50代の女性は「家族、親せき一緒に、先祖孝行したい。みんなと会うと、心が和む」と古里の行事を楽しみにしていた。

 ジュウルクニツは、ごちそうを囲み、酒を酌み交わしながら一族の絆を深める一面も持つ行事。市内の小・中学校は、午後から休みとなる。

空港

旧十六日祭をふるさとで過ごそうと帰省客で混雑した=17日、宮古空港

旧十六日祭をふるさとで過ごそうと帰省客で混雑した=17日、宮古空港

 17日の宮古空港は、旧十六日祭をふるさとで過ごそうとたくさんのおみやげを持った帰省客や出迎えの人たちで混雑した。

 この日は日本トランスオーシャン航空(JTA)、全日空(ANA)とも那覇-宮古便は全便満席で、空港ロビーには子や孫との再会を喜ぶ家族の姿が見られた。

 那覇市在で伊良部島出身の奥平恵福さんは「5年前に亡くなった父親の遺骨に手を合わせる大切な機会なので毎年旧十六日祭には帰省している。親戚も高齢化で滞在期間中にはキビ刈りの手伝いをしたいと思っている」と話した。

 きょう18日も那覇-宮古便はJTAで全便満席。ANAもほぼ満席となっている。
 Uターンのピークは20日でJTA、ANAとも全便満席となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!