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社会・全般
2011年2月21日(月)23:00

第4回椿まつり

春を愛でる椿の祭典、盛況!


展示された会員の作品。さまざまなツバキの種類に感嘆する来場者

展示された会員の作品。さまざまなツバキの種類に感嘆する来場者

 近年、注目されるツバキのさまざまな活用で、愛好者が増えている。中でも、5年前からグループ活動する「宮古島椿の会」(来間清典会長)は、毎年、「椿まつり」を開催してヤブツバキだけでなく鉢植えの栽培種なども数多く紹介している。今年4回目を迎えた「椿まつり」は、城辺のジロー楽園で12・13日と開催され、多くの愛好者たちが訪れた。

 今回は特別企画として一葉式いけ花宮古教室(斉藤葉彩主宰)の会員13人が参加して、ツバキをテーマに生け花を披露した。来場者は口々に、「ツバキにこんなに多くの種類があるとは思わなかった。生け方によっても、ツバキの表情がそれぞれあって個性的」など、ツバキに対する認識を新たにしていた。

今回初めて参加した「一葉式」の会員と、「宮古島椿の会」会員

今回初めて参加した「一葉式」の会員と、「宮古島椿の会」会員


 城辺長間にあるジロー楽園は、オーナーの砂川次郎さんもツバキ愛好家で、園内にはヤブツバキの他に栽培種のツバキが数十種類、今を盛りと咲き誇っている。椿まつりは園内のイベントホールで行われ、会員の作品展示に併せ、壁には栽培種のさまざまなツバキが展示された。また、栽培のための相談コーナーや椿茶の試飲、椿油の販売なども行われ、訪れた人たちの目を楽しませていた。

 今回は、特別企画として「一葉式いけ花宮古教室」の会員が参加して、ツバキをテーマに生け花の作品を展示した。サトウキビや竹、バナナの小株などを大胆に取り入れた作品は、宮古の自然にツバキが溶け込んだ様子で、見る者の感嘆を呼んでいた。花器によってもツバキの表情はさまざまで、中でも重箱に厳かに生けられたヤブツバキは目を引いていた。

 近年、ツバキの葉は抗アレルギー効果が大きいとして注目されており、特に宮古で育った葉の質が良いとされ、2007年からは沖縄本島の大手健康食品会社「仲善」が「椿茶」として売り出した。会場にはこうした商品なども紹介され販売された。試飲コーナーでは行列ができ、くせのないあっさりしたお茶の味を楽しんでいた。

 また、ツバキの実の効用は、昔から頭髪用の油として重宝されているが、同会では、昨年から搾油機を購入して100%純濃度の椿油を売り出した。最近では、頭髪に限らず、エステでも活用されるとして人気を呼んでいる。また、油を絞ったあとのカスが園芸に大きな力を発揮するとして注目されだした。鉢物の乾燥防止や虫除け、ほ場の雑草防止にも効果があるとして、伊豆大島では商品化されている。会場では、こうした油カスの紹介も有り、愛好者たちの関心を呼んでいた。


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