12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
社会・全般
2011年2月25日(金)9:00

航空機事故想定し訓練/宮古空港

徳洲会、空自、海保が初参加


航空機事故を想定し実践的な訓練が行われた=24日、宮古空港

航空機事故を想定し実践的な訓練が行われた=24日、宮古空港

 宮古空港で24日、宮古島警察署や市消防本部など関係機関や団体から約170人が参加し、航空機事故を想定した消火救難総合訓練(主催・宮古空港管理事務所)が行われた。この訓練には航空自衛隊宮古島分屯地、宮古島海上保安署、宮古島徳州会病院が初めて参加し、関係機関と共に連携を図りながら実践的な訓練を行った。


 乗客乗員47人を乗せた航空機が滑走路を逸脱し炎上。死者1人、重傷者4人、中傷者8人、軽傷者17人、無傷者17人という想定で行われた。

 宮古島署の島袋令署長の開始宣言で発煙筒がたかれ訓練開始。空港消防の化学消防車などが出動し初期消火に当たった。その後は市消防本部からの消防車や救急車が現場に到着。消火活動やけが人搬送の訓練が行われた。

 乗客は避難誘導に従って救護所に移動。医師や看護師が、けがの程度により治療の順位を色分けして示す「トリアージ」をけが人の腕に付けるなど速やかな救護活動に当たった。

 訓練終了後、島袋署長は「航空機事故を想定した今年初めての訓練。航空自衛隊などの初参加でより実践的な訓練になった。事故が発生したときに最悪の事態を想定して、平素から訓練することが極めて重要」と締めくくった。

 同訓練は航空機事故を想定し、各関係機関が緊密な連携を保ち、消火救難訓練活動および医療救護活動を迅速かつ適切に行い、被害の軽減を図るための連携行動確立を目的に行う。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!