12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化 社会・全般
2011年3月4日(金)9:00

「里帰り」で再会喜ぶ/農家民泊

卒業生らが宮国さん宅を訪問


1年ぶりの再会を喜ぶ宮国さん夫婦と卒業生たち=2日、城辺の宮国さん宅

1年ぶりの再会を喜ぶ宮国さん夫婦と卒業生たち=2日、城辺の宮国さん宅

 「ここに来ると落ち着くんです」―。2008年、修学旅行で宮古に訪れた大阪府在住の卒業生たちが、「里帰り」と称して当時民泊でお世話になった宮国恵信さん(78)=城辺下里添=宅を訪問している。卒業生も、宮国さん夫婦も「私たちは家族同然」と再会を喜び合っている。


 宮国さん宅を再び訪問したのは福田恵理さん(20)、永山玲那さん(同)、勝野明穂さん(19)の3人。今月1日に来島、3泊4日の日程で訪れ、宿泊はいずれも宮国さん宅。
 2日には宮国さんのサトウキビ畑で収穫作業を手伝った。卒業生たちは「大切なおじいとおばあに楽をさせてあげたかった」と笑顔を見せながら話した。


 食事も日中のドライブも宮国さん夫婦と同じ時間を過ごす。「自分たちだけで遊ぶよりすごく楽しい」と民泊で結ばれた宮国さん夫婦との絆を強調した。
 卒業生たちは08年以降、毎年来島して宮国さん夫婦と交流。福田さんは「電話で話すよりも直接会った方が安心するし、とても楽しいんです」と笑顔。永山さんは「ここに来ればたくさん元気をもらえるんです」、勝野さんは「ここに来るのが毎年の楽しみ。自分たちで遊ぶよりもずっと楽しいんです」と来島理由を話した。


 恵信さんは「1日に宮古に来ると聞いて待ち遠しかった。この子たちは高校生のときと何も変わらない。私たちにとってはかわいい孫と同じ」と喜ぶ。妻の良子さん(73)は「帰ってきた時は飛んで踊りたい気持ちだった。自分の孫を迎える時と同じ気持ち。私にとっては本当の孫です」と再会の喜びを表現した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!