02/03
2026
Tue
旧暦:12月16日 先負 戊 
社会・全般
2011年3月30日(水)9:00

南静園ガイドブック発刊/自治会と人権市民ネット

ハンセン病に正しい理解を


このほど発刊されたガイドブック=29日、宮古南静園

このほど発刊されたガイドブック=29日、宮古南静園

 宮古南静園入園者自治会とハンセン病と人権市民ネットワーク宮古がこのほど「ガイドブック宮古南静園―南静園の隔離の歴史を歩く―」を発刊した。南静園の歴史を記した冊子で、ハンセン病に関する国の隔離政策や人権回復を求めた国賠訴訟の経緯も記した。同自治会の宮里光雄会長は「ハンセン病に関する啓発活動を続けているが、いまだに誤った理解が存在する」などと指摘。「発刊したガイドブックを南静園を知るための手引きにしてほしい」と話した。


 ガイドブックはカラー刷りの96㌻で、5000部を発刊する。南静園の今と昔の写真をふんだんに活用して編集、隔離政策の実態を示しながら入所者の証言も盛り込んだ。国賠訴訟の経緯にも触れているほか、基本的な情報も書き込んでハンセン病に関する正しい理解を呼び掛けている。

 昨年4月から編集作業を開始した。人権市民ネットの亀濱玲子共同代表をはじめ砂川洋子さん、吉原愛子さんが編集を担当し、自治会を先頭とする多くの関係者による共同作業で発刊にこぎ着けた。

 宮里会長は「ハンセン病や隔離の歴史を語り継いでいくことは入園者の責務。ただ、平均年齢が82歳になり入園者だけで語り継ぐのが難しくなった。そういう中のガイドブック発刊はハンセン病に対する理解を促進する上で役立つ」と話した。

 亀濱共同代表は「南静園の歴史を知りながら人権についても考えることができる。このガイドブックを持ちながら隔離の歴史を歩いてほしい」と正しい歴史認識を呼び掛けた。

 ガイドブックに関する問い合わせは入園者自治会(電話72・5441)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年2月3日(火)9:00
9:00

乗り放題チケット販売開始へ

島内路線バス 24時間と48時間の2種類   島内のバス会社の路線バスが乗り放題となる周遊型MaaS(マース)チケット「宮古島周遊フリーパス」の販売を4日から開始する。周遊フリーパスは24時間と48時間の2種類。市や島内のバス会社などの関係者が2日、…

2026年1月27日(火)9:00
9:00

「虹コン」冬の宮古PR/市の閑散期対策事業

ファンとキビ絞りなど体験   アイドルグループ「虹のコンキスタドール」(虹コン、ディアステージ所属)は25日、ファンクラブツアーで宮古島を訪れ、オリジナルバームづくり体験やサトウキビ黒糖作り体験などを行った。下地の農場ではサトウキビを絞り、黒糖作りを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!