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社会・全般
県宮古農林水産振興センター所長/仲宗根 盛和さん(59歳)
農家の所得向上を支援
1976年に県庁入り。初めての勤務先が宮古家畜保健衛生所だった。以来、35年ぶりの宮古島勤務となった。「宮古はそのころと比べ、圃場整備や農道、地下ダムなど、農業基盤整備が大きく進んだという印象が強い」
農林水産振興センターは、農林水産整備課や農業改良普及課、家畜保健衛生所の3部署を統括する。
宮古の農業はサトウキビ、肉用牛、葉タバコが中心。今後の課題に、この3品目に加えて、野菜や果樹をどう伸ばすかを挙げる。
「高校生の民泊を受け入れている『さるかの会』のような産業の6次化(経営の多角化)も必要」と展望を示した。
拠点産地認定品目のゴーヤー、カボチャ、トウガン、マンゴーは「全国に名が通り、ブランドになりつつある」と述べ、今後に向けては「反収、品質の一層の向上が、農家所得を上げることになる。そのための支援に、力を入れたい」と抱負を語る。
仲宗根 盛和(なかそね・もりかず) 1951年生まれ。59歳。読谷村出身。琉大農学部卒。76年県庁入り。2004年、八重山農業改良普及センター所長、本庁の営農支援課長、県農業研究センター所長などを歴任。11年4月、県宮古農林水産振興センター所長に着任。趣味はスポーツ全般。座右の銘は「誠心誠意」。