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社会・全般
2011年4月13日(水)23:00

地震の活動期(行雲流水)

 去る11日福島県でマグニチュード(M)7・1の強震が起きた。同県いわき市や茨城県鉾田市では震度6を観測。福島県ではその1分後にM6・0さらに10分後にもM5・0の地震が観測されている


▼いわき市では2人が死亡。福島・茨城・栃木・神奈川各県ではけが人も出た。気象庁の見解は先月11日未曾有の大災害をもたらしたM9・0の東日本巨大地震の「余震の余震」だという

▼気象庁の発表によると3月20日~4月5日間だけでも震度1以上の余震は1041回も発生。政府の地震調査委員会は「今後もM7を超す余震が発生し周辺でM7~8の地震が誘発される可能性がある」との見解を示している

▼委員長は余震の収束時期を推定するのは難しく半年は様子を見ないとわからない」とも指摘。専門家は首都圏や東日本の広域で今後数年間地震が起きやすいばかりか西日本をふくめ日本列島は「地震の活動期」に入っていると警告

▼日に何度となく起きる余震の度に泣きだして母親にしがみつく乳幼児たち。被災者はプライバシーが保てない避難所で収束のみえない余震におびえながら雑居生活を強いられている

▼NHKのアンケート調査によると被災者の多くは緊急に仮設住宅がほしいと訴えているが政府の対応は遅々として進んでいない。他国軍隊には今後5年間1兆円も支援する「思いやり予算」特別協定は早々と可決しておきながらである。


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