12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
教育・文化 社会・全般
2011年4月16日(土)9:00

13人が遠洋航海へ出港/宮総実高実習生

家族や友人ら見送る


実習生らは家族らの五色テープに見送られた=15日、平良港

実習生らは家族らの五色テープに見送られた=15日、平良港

 宮古総合実業高校(下地廣治校長)の海洋科学科の3年生13人が15日、実習船「海邦丸五世」(499㌧、金城勝船長)に乗り、38日間の遠洋航海実習へ出港した。実習生らは、家族や友人らの五色のテープに見送られた。


 南方のパラオ国には22日に入港。23~26日までの停泊中、実習生らは上陸し、歴史や文化などに触れ知識を深める。28日に出港し、調査操業実習の中でマグロはえ縄漁を15回実施する。宮古には5月22日に帰港する予定。

 乗船式で、下地校長は「長丁場の実習となるが、大物マグロの水揚げに期待する。教官や乗組員たちは、実習生に水産人としての基礎を指導してください」と述べ、航海安全を願った。

 金城船長は「好天に恵まれ、素晴らしい出港の日を迎えた。実習中は知識と技術を習得し、将来の糧にしてください。他人への思いやりを大事にし、健康管理は自己の責任でするように」と奮起を促した。

 実習生を代表して久高翼君は「初めての長い航海実習となる。一回りも大きく成長して帰ってくる」と決意を新たにした。

 この後、後輩たちが「海邦丸スタンバイ」を披露し、実習生の先輩たちを励ました。

 実習船は五色テープが乱舞する中、汽笛を一つ鳴らし、パラオ国へ進路を取った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!