記念資料館、公園整備求め

仲間会長（右から４番目）が要請書を下地氏に手渡した＝16日、那覇市、下地幹郎後援会事務所

　【那覇支社】「久松五勇士記念資料館及び公園整備事業期成会」（仲間則人会長）は16日、那覇市おもろまちにある国民新党幹事長の下地幹郎後援会事務所を訪れ、同実行委員会が目指す事業が早期に実現するよう下地氏に要請した。在沖久松郷友会（宮城元勝会長）の役員らが同行した。

　要請内容は伊良部大橋完成時に久松地崎から一周道路の整備計画があることなどから、「久松五勇士の碑」周辺を公園整備し、地域の歴史を継承する記念資料館建設を推進するというもの。

　要請を受けた下地氏は次年度予算の概算要求に盛り込めるよう働き掛ける意向で、「皆さんから正式な要望があったので、情熱を持って取り組みたい」と述べ、期成会の要請に対し前向きに対応することを約束した。同期成会は先月31日に下地敏彦宮古島市長にも要請を行った。