水槽内のカクレクマノミを数えるクイズラリー参加者＝３日、宮古島海中公園

　宮古島海中公園では３日からゴールデンウイーク企画として小学生以下を対象とした海中図画コンテストとクイズラリー、モズク流しを実施している。期間は６日を除く８日までで、初日の３日には、市民だけでなく観光客も多数訪れ、クイズラリーなどに挑戦した。

　同園の開園１カ月記念イベントとして実施している企画で、期間中は大人３００円、小中校生１５０円で入園することができる。

　そうめん流しの要領でモズクを味わうモズク流しは午前11時から正午まで行われ、多くの子どもたちが楽しみながら宮古島産モズクを堪能した。

　クイズラリーは、園内の施設などに関する22問のクイズを出題。挑戦者たちは「管理棟の水槽にカクレクマノミは何匹いるか」との問題に何度も数え直したり、スタッフに質問するなどして答えを書き込んでいった。全問正解者には菓子がプレゼントされた。

　那覇から家族６人で訪れていた桑名孝寿さん（40）は「クイズは施設を注意して見ないと分からない質問も多く難しかった。海中公園は水族館と違い、自然の海を見ることができるのが良い」と感想を語った。