12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2011年5月14日(土)9:00

住宅に火災警報器を/来月1日から義務化

市の設置率29%と低く/園児らが啓蒙パレード


大きな声で警報器設置を呼び掛けながらパレードをする園児ら=13日、市内西里通り

大きな声で警報器設置を呼び掛けながらパレードをする園児ら=13日、市内西里通り

 住宅用火災警報器の設置が6月1日から義務化されるのを受け、宮古島市消防本部の職員、市消防団員、幼稚園児らが13日、警報器早期設置の啓蒙パレードを市内で行った。宮古島市の設置率は2010年12月の推計値で20%。総務省消防庁予防課によると同時期の推計設置率は全国が63・6%、県が44・4%。11年2月末に市の設置率が29%になったものの全国、県と比較して低い。


 住宅用火災警報器の設置は09年6月1日以降の新築住宅は義務化されているため、主にそれ以前に建てられた既存の住宅が対象。

 警報器は5月31日までに各家庭に設置することが、市火災予防条例と消防法で定められており、設置場所も同施行令で寝室と、寝室がある階の階段と定められている。罰則はない。

 宮古島消防本部予防課の下地義康課長は「家族の命と財産を守るためにも、早急に設置してほしい」と話している。

 出発式で砂川享一消防長は「警報器を付けている家庭が少ないので、もっと設置率が上がるよう、大きな声で呼び掛けましょう」とあいさつした。

 参加した花園幼稚園(新城久恵園長)の園児52人が「全ての住宅に、住宅用火災警報器を付けましょう」と元気な声で呼び掛けながら、西里通りの入り口から市場通り、下里通りの3通りをパレードした。

 住宅用火災警報器 熱や煙を自動的に感知して、音や音声で火災発生を知らせる器具。電源は家庭用100ボルトを使うものと、電池式がある。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!