12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
教育・文化 環境・エコ 社会・全般
2011年6月17日(金)9:00

サンゴの生態学んだよ/狩俣小で出前講座

梶原さん、環境の大切さを訴え


児童にサンゴの生態などを説明する梶原さん=16日、狩俣小学校

児童にサンゴの生態などを説明する梶原さん=16日、狩俣小学校

 狩俣小学校で16日、地域環境センター出前講座が開かれ、4~6年生の児童がサンゴの生態などについて学んだ。講師を務めた宮古島市上下水道部の梶原健次さんは「サンゴの量が減り続けている。海を汚さないよう努力しよう」などと呼び掛けた。


 同講座は身近な生き物に関して専門家の講話を聞いて、これからの環境学習に生かすことが狙い。サンゴに対する関心を高め、保全の重要性を考える機会にすることも兼ねた。
 梶原さんは、「沖縄の海の中には400種類のサンゴがある」と説明し、写真や標本を使って分かりやすく授業を進めた。サンゴの種類によって成長のスピードが違うことや、サンゴの体のほとんどが骨でできていること、サンゴをすみかにしているさまざまな生物なども紹介した。


 サンゴの白化現象についても説明。「海水温が高くなりすぎると白くなってしまう。これは健康状態が良くない証拠で、しばらくすると死んでしまう」などと話し、要因の一つに地球温暖化を挙げた。
 サンゴを食べるオニヒトデの急増にも触れて海の汚れとの関係を指摘。「私たち人間は、海を汚さないようにすることが大切」と呼び掛けた。
 児童たちは梶原さんの話を真剣に聞いて、サンゴの生態と環境問題を学んだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!