12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
産業・経済 社会・全般
2011年9月2日(金)9:00

給食に黒糖ぜんざい/多良間村

県が消費拡大キャンペーン


「黒糖ぜんざい」をおいしそうに食べる子どもたち=1日、多良間小

「黒糖ぜんざい」をおいしそうに食べる子どもたち=1日、多良間小

 【多良間】県は多良間村や村教育委員会、村共同調理場、宮古製糖の協力を得て1日、多良間小・中学校の給食に多良間産の黒糖を使った「ぜんざい」を提供し、黒糖の消費拡大をキャンペーンした。子どもたちは「香りが良くておいしい」と太鼓判。村共同調理場では黒糖を積極的に料理に使い「地産地消」を後押ししたい考えだ。


 県内で黒糖を生産しているのは多良間、伊平屋、粟国、小浜、西表、波照間、与那国の7島の工場。2010─11年期の産糖量は8339㌧で、このうち多良間は2962㌧と全体の36%を占めた。


 県産黒糖は値段が安い外国産に押され、在庫が増え続けた。今年3月の時点では2600㌧の在庫があったが、国や県の支援でこれを解消。今年のキャンペーンは「二度と過剰在庫には陥らない」との強い決意で展開しているという。
 今後に向けては▽黒糖の定義明確化▽原料産地表示の義務化─が明るい材料になった。


 多良間小学校ランチルームでは、1年生~3年生までの児童が給食を取った。メニューは冷やしそうめん、春巻、黒糖ぜんざい、牛乳と多彩。多良間の黒糖を使ったぜんざいは人気で、知念真菜果さん(3年)は「おいしい。残さずに全部食べた」と笑顔だった。
 共同調理場では「ぜんざい」のほかに、「ゼリー」や「サタパンビン」、十五夜の「ダンゴ」などにも使うことにしている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!