07/18
2024
Thu
旧暦:6月12日 大安 壬 
政治・行政 教育・文化 社会・全般
2011年9月2日(金)9:00

学校統合に地元民猛反発/城辺学区説明会

市教委「複式解消に理解を」


住民から出るのは反対の意見のみで、市教委の方針に対する不満の声が相次いだ=8月31日、城辺公民館

住民から出るのは反対の意見のみで、市教委の方針に対する不満の声が相次いだ=8月31日、城辺公民館

 市教育委員会(宮国博委員長)の「学校統合基本方針説明会」が8月31日夜、城辺学区の住民を対象に城辺公民館で開催された。住民からは「複式学級にもメリットはある」「それぞれの学校には長い歴史がある。市教委が上から目線で決めるな」「地域の反対の声を無視するな」など、統合計画に対し反発の意見が相次いだ。これに対して宮国委員長は「あくまでも子どもたちの教育環境ということに絞って、複式学級を解消するために理解を求めている」と、これまでの主張を繰り返した。


 同委員会が決定した城辺地区における小学校統合の基本方針は16年度までに同地区の4校(福嶺、城辺、西城、砂川)を1校に統合する。中学校も同様に進める計画。
 説明会の会場には、城辺学区の住民や校長など学校関係者、市議会議員、県議会議員のほか、他の学区の住民なども詰め掛け、市教委の統合計画の説明に不満の声を上げた。


 「学校統合について下地敏彦市長から市教委の委員に命令、指示はあるのか」の質問には、出席した委員4人とも「そのような指示、命令はなかった」と述べた。
 また、この統合計画について、市議会への議案上程時期について危ぐする意見が出され、宮国委員長は「地域説明会の途中であり、まだまだ多くの作業が残っている。市長部局もこのような状況で上程の作業には入らない」と明言した。 


 そのほか、住民からは「農村、地域切り捨ての行政だ」「学校で生活する子どもたちの意見をもっと聞いてほしい。みんな統合に反対している」「学校が無くなれば地域の発展は見込めない」など「学校統合」に対して反対意見が相次いだ。
 「複式学級」について、委員からは「実際に複式学級の現場を視察して、やはり一定の人数の中で教育する必要があると感じた」との見解が示された。


 「学校と地域の発展」については「地域の発展は教育の場面で議論するのではなく、行政の担当部署で進められる議論。教育委員会では踏み込めない」などと回答した。
 出席した住民の一人は「説明される材料が調っていないし、『なぜ統合なのか』との理由もはっきりしない。このような説明会では私たち地域の人間はとても理解できないし、今のままでは議論もかみ合わない」と、説明会の在り方に苦言を呈した。 
 説明会は約3時間行われ、住民から出る意見はすべて統合反対の意見だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月24日(金)9:00
9:00

観光映像祭で準グランプリ

宮古上布テーマのPR映像 宮古島観光協会(吉井良介会長)の持続可能な観光PR映像「a letter from 島を継ぐ」が第6回日本国際観光映像祭で準グランプリに輝いた。また、地方観光カテゴリでは最優秀賞を受賞した。

2024年5月21日(火)9:00
9:00

「ゴツン」角突き合い 多良間ピンダアース大会

【多良間】第25回多良間島ピンダアース大会(主催・同実行委員会)が19日、村多目的広場で行われた。3階級に計29頭が出場し、角と角を激しくぶつけ合うなどして熱戦を繰り広げた。重量級は伊良部島から参加した「ジャックダニエル・イー号」が初優勝を飾った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!