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2011年9月9日(金)9:00
来春キャンプ実施へ/オリックス
球場改修条件に確約
プロ野球オリックス・バファローズの来春キャンプが確定的になった。受け入れる市側によると、球場の改修工事の条件としてキャンプ実施を求め、球団側も確約したという。1993年から実施されている春季キャンプは、来年で20年目の節目を迎える。
球場の改修費用は、8日に開会した市議会9月定例会の一般会計補正予算に計上されている。予算額は約3000万円。議決後に着工し、12月中には完了する見込み。
市民球場では、室内の雨漏りを防止するためにスタンドの防水工事や、三塁側に高さ15㍍の防護ネットを設置する工事を行う。下地球場はトイレを改修する。
オリックスの春季キャンプは、施設の不備などを理由に撤退が一部で報じられていた。今年4月に球団から改修箇所などを示した要請文が届き、市側も調整して予算を確保した。
球団は10月中に宮古島を訪れる予定で、芝の状態や工事の進ちょくを確認する。