02/03
2026
Tue
旧暦:12月16日 先負 戊 
教育・文化 社会・全般
2011年9月14日(水)9:00

おぼろ月夜に伝統の舞/盛大に野原のマストリャー

五穀豊穣を祈願


男性は勇壮な棒踊りで豊作を願った=12日、野原公民館前広場

男性は勇壮な棒踊りで豊作を願った=12日、野原公民館前広場

 旧暦8月15日の十五夜に当たる12日夜、上野野原地区では国選択無形民俗文化財に指定されている伝統行事「野原のマストリャー」が野原公民館前広場で盛大に行われた。男性たちは勇壮な棒踊りを披露。女性たちは優雅な舞を奉納し、五穀豊穣を願った。

 


 マストリャーは約300年の歴史を誇る。17~19世紀の人頭税時代に公租に関わる穀物の計量担当者をマストリャーと称し、その語源は昔、穀物などを「升取屋」と呼ばれる升本で納めていたことに由来している。

 その年の税を完納したことを喜び、来る年の豊作を祈願して行われるようになったと伝えられている。

 この日は、同地域内の「子組」「寅組」「午組」「申組」の四つの升本から男たちが、かねの音を響かせ集落内を練り歩きながら、午後10時ごろまでに公民館に到着。今年のマストリャーが幕開けした。

 おぼろ月の下、男性たちは勇壮な掛け声を上げながら力強い棒踊りを披露。女性たちは縦列を組み前列がクバ扇を持ち、後列は四つ竹を鳴らし、息の合った舞を奉納。最後は全員が円を描いてクイチャーを踊った。

 主催する野原部落の仲里雅彦会長は「最近は若い人たちが増えて、こうした伝統行事を守り受け継ごうという意識が強まっている。これからも地域全体でこのような大切な行事をしっかりと守っていきたい」と述べた。

 会場には、市民や観光客らも多数訪れ、長年受け継がれた舞を写真に収めながら、地域の伝統行事を楽しんだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年2月3日(火)9:00
9:00

乗り放題チケット販売開始へ

島内路線バス 24時間と48時間の2種類   島内のバス会社の路線バスが乗り放題となる周遊型MaaS(マース)チケット「宮古島周遊フリーパス」の販売を4日から開始する。周遊フリーパスは24時間と48時間の2種類。市や島内のバス会社などの関係者が2日、…

2026年1月27日(火)9:00
9:00

「虹コン」冬の宮古PR/市の閑散期対策事業

ファンとキビ絞りなど体験   アイドルグループ「虹のコンキスタドール」(虹コン、ディアステージ所属)は25日、ファンクラブツアーで宮古島を訪れ、オリジナルバームづくり体験やサトウキビ黒糖作り体験などを行った。下地の農場ではサトウキビを絞り、黒糖作りを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!