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社会・全般
2011年9月16日(金)9:00

地元食材でもてなす/下地農漁村生活研

敬老会に手作りの折り詰め


調理した食材を折り詰めにするメンバーたち=15日、下地中央公民館

調理した食材を折り詰めにするメンバーたち=15日、下地中央公民館

 下地農漁村生活研究会(川満寿子会長)のメンバーらは15日、同地区の敬老会に出席したお年寄りたちに、手作りの折り詰め弁当を振る舞い喜ばれた。


 地元の食材を使った昔ながらの味を楽しんでもらおうと、5年前から実施。毎年、お年寄りたちから「おいしいから来年も作って」と要望されているという。

 今年は三枚肉やナンコウの煮物、昆布、紅白芋まんじゅう、ヘチマの天ぷら、煮豆にキュウリ、ニンジン、ワカメのしそ和え、小豆を使った赤飯など。ナンコウは農家が提供、小豆は来間島産と地域の食材にこだわった。月桃も加えて彩りを添えた。

 川満会長は「お年寄りたちが食べやすいようにと味付けを工夫したり、栄養のバランスを考えた。おいしく見せるため盛りつけも華やかにした。喜んでくれればうれしい」と話した。

 試食した地域づくり協議会の川満廣俊さんは「とてもおいしい。この料理を食べてお年寄りたちが元気で長生きしてほしい」と語った。


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