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社会・全般
2011年10月14日(金)9:00

民泊シーズン始まる/さるかの会

今年は9600人受け入れへ


民泊する農家と対面し荷物を運ぶ生徒たち=13日、城辺農村環境改善センター

民泊する農家と対面し荷物を運ぶ生徒たち=13日、城辺農村環境改善センター

 本土高校の修学旅行シーズンを迎え、さるかの会の農家民泊事業が本格化している。13日は3校目の大阪府立東百舌鳥高校の2年生333人が来島、約70軒の農家が受け入れた。今年4月から来年3月末まで受け入れる生徒数は過去最高の9600人になる。


 同校の生徒たちは午後4時ごろ城辺農村環境改善センターに到着し、入島式に参加。ここで受け入れ農家と対面して自己紹介した。

 奥河圭一教頭は「大阪にはない自然、人情を宮古島で体験できる。民泊体験ができるのは一生の中で高校生のときぐらい」と民泊の意義を強調した。

 入島式後、生徒たちは受け入れ農家宅に移動。島内観光に出掛けたり、郷土料理を一緒に作ったりしながら宮古島の歴史や文化、風習に触れた。

 金谷真惟さんは野崎達男さん宅で民泊。「すごく楽しい。習いながら作ったゴーヤーチャンプルもとてもおいしかった。大阪では体験できないようなことがたくさんある。宮古島の良さを知り尽くしたい」と初日の感想を話した。


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