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教育・文化 社会・全般
2012年2月7日(火)9:00

織物組合が総務大臣表彰/上布継承の取り組みを評価



宮古織物事業協同組合が地域づくり総務大臣表彰を受けた喜びの報告を行った=6日、市役所平良庁舎

宮古織物事業協同組合が地域づくり総務大臣表彰を受けた喜びの報告を行った=6日、市役所平良庁舎

 宮古織物事業協同組合(理事長・長濱政治副市長)が今月4日に宮城県仙台市の仙台国際センターで行われた「地域づくり総務大臣賞表彰式」で団体表彰を受けた。同組合の上原則子専務理事と武富暁代さんが6日、市役所平良庁舎を訪れ下地敏彦市長に喜びの報告を行った。



 報告を受けた下地市長は「地域に広げるだけでなく、島外、県外に宮古上布の魅力を広げた皆さんの努力が実ったと思う。これからも頑張ってほしい」と激励した。

 報告に同席した長濱理事長は「地域活性化と地域への広がりを目指して活動してきた。表彰を受けてうれしく思う。これから上布の魅力を発信するためにもぜひ、新しい伝統工芸館を建設してほしい」と呼び掛けた。
 また、上原専務理事と武富さんも「日ごろの活動が評価されてうれしく思う。ぜひ、これからも支援と協力をお願いしたい」と述べた。

 同組合は、伝統文化を継承する取り組みが高く評価されたほか、さらに工芸作物の苧麻栽培を推進していること、関連したグリーンツーリズム的な取り組み、小学生の調べ学習の積極的な受け入れなどが評価された。

 また、同組合の取り組みに対しては「時間はかかっても、裾野をさらに広げてほしい」との講評も受けた。


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