12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
社会・全般
2012年4月8日(日)9:00

八重干瀬に歓声

観光ツアー客500人上陸


フェリーから上陸を始める観光客ら=7日、八重干瀬

フェリーから上陸を始める観光客ら=7日、八重干瀬

 恒例の八重干瀬観光ツアーが7日、2日間の日程で開幕した。さわやかな潮風が吹き渡る中、本土からの観光客約500人が、美しいサンゴや魚介類を観察し満喫した。


 八重干瀬は、池間島の北方沖合約5~15㌔の海域に位置する日本有数のサンゴ礁群。大小100余りのサンゴ礁が点在し、ほとんどのサンゴ礁に干瀬名が付けられている。サンゴ礁群は総称で八重干瀬と呼ぶ。

 この日の午前、観光客らは、はやて海運フェリーに約300人、宮古フェリーに約200人が乗船し、平良港から出港した。はやて海運はキジャカ干瀬、宮古フェリーはドゥ干瀬に接岸した。

 曇天の下、観光客らは、サンゴを踏みつぶさないようにゆっくりとした足取りで上陸。観光客の中には「きれいなサンゴ」と歓声を上げる人もいた。

 観光客らは、1時間余の上陸体験を堪能した。平良港に戻る船上ではマグロ刺身や焼き魚、泡盛が振る舞われた。民謡ショーも開かれ、観光客らは楽しそうにクイチャーを踊っていた。

 愛知県から母と一緒に参加した大学生の荒井菜津未さん(21)は「美しいサンゴと生きているシャコガイを初めて見て感動した。母親との貴重な思い出になった」と笑顔で感想を話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!