12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2012年10月12日(金)9:00

「かぎすま宮古」創出へ/地域安全運動出発式

300人参加し宣言/車両パレードで防犯呼び掛け


関係機関から約300人が参加して行われた出発式=11日、市中央公民館

関係機関から約300人が参加して行われた出発式=11日、市中央公民館

 全国地域安全運動の宮古地区出発式(主催・宮古島警察署、宮古島地区防犯協会)が11日、市中央公民館で開催された。防犯団体の会員や市民、行政職員、警察官など約300人が参加し、事件・事故の無い安全、安心な地域づくりに連携を確認。1日警察署長の女性ボーカルユニット「kukuru~心~」も、安全なまち宣言として「かぎすま宮古島」の推進を呼び掛けた。


 全国地域安全運動は、11日から20日までの10日間展開される。出発式は、安全で安心な圏域実現や地域住民の防犯意識の高揚を目的に実施した。

 あいさつで宮城英眞署長は、宮古圏域における今年9月末現在の空き巣、事務所荒らし等の侵入犯罪が36件発生し、昨年同期比で10件上回っていることや、車上狙いについては発生17件すべてが無施錠だったことなどを報告。

 「この出発式を皮切りに各種犯罪防止に向けたさまざまな取り組みを行うので多くの市民が運動に関心を持ってほしい」と述べた。

 前川尚誼宮古島地区防犯協会長は「地域の輪、防犯の輪、ちゅらさんの輪を広げ、犯罪の無い豊かな街にしたい」と決意を述べた。

 そのほか、下地敏彦市長と黒島師範県宮古事務所長もあいさつし、安心して生活できる明るい街づくりに関係機関一体となった取り組み強化に意欲を示した。

 式の最後は、「kukuru~心~」が「住民一人一人が防犯意識を持ち、安全・安心に暮らせるまちづくりを進めることを決意し、ここに『かぎすま宮古島』を宣言する」と安全なまち宣言を行った。

 出発式では、「kukuru~心~」の歌や砂川小学校の児童による子どもエイサーも披露され、式後には車両パレードを行い市民に防犯意識の高揚を呼び掛けた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!