12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2013年1月22日(火)9:00

「集客への戦術講座」開講/雇用創造協主催

沖縄観光の課題など学ぶ


講義で下地氏が沖縄観光の進化をテーマに語るスキルアップ講座=21日、宮古島商工会議所

講義で下地氏が沖縄観光の進化をテーマに語るスキルアップ講座=21日、宮古島商工会議所

 宮古島地域雇用創造協議会主催の無料スキルアップ講座「人が集まり続ける戦術講座」の第1期が21日に開講した。初日は午前に開講式などを行ったほか、午後からは県文化観光スポーツ部観光政策統括監の下地芳郎氏が「沖縄観光のさらなる進化に向けて」をテーマに講義を行った。


 厚生労働省からの委託事業であるスキルアップ講座。今回は25日までの5日間の日程で観光に関する知識や接遇マナーなどを学ぶ。第1期には13人が参加申し込みを行っている。

 宮古島商工会議所で行われた講義で下地氏は沖縄観光について、明治から昭和初期までは伝統文化をメーンに打ち出していて、1975年の海洋博覧会開催以降からビーチリゾートのイメージが定着し、現在にいたっていることを説明。その上で今後、どう展開させていくかが、これからの沖縄観光の課題と指摘した。

 入域観光客数を増加させるためには客数の少ない4~6月の誘客に力を入れることが必要との考えを示す下地氏。今後、県では、就学前の子どもと母親、祖父母の3世代をその時期に誘致するキャンペーンに取り組む予定であると語った。

 沖縄観光の課題としては、継続的な観光基盤の整備や観光に対する県民理解、観光振興に携わる人材育成の促進などを挙げた。

 きょう22日はリピート率向上をテーマとした講義や商品開発ワークショップ、23日は「綾道ロード」散策、24日は島内エコ施設視察、25日には午前に企画発表会と意見交換を行い、午後の閉講式で参加者に修了証が授与される。同講座第2期は2月18日から22日に実施される。スキルアップ講座に関する問い合わせは同協議会(電話050・5806・3715)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!