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社会・全般
2013年2月28日(木)9:00

海の恵みに感謝/西辺小児童

養殖アーサを手際よく収穫


手際よく養殖アーサを収穫する子どもたち=13日、平良の大浦湾

手際よく養殖アーサを収穫する子どもたち=13日、平良の大浦湾

 西辺小学校(與古田思信校長)は西原アーサ生産組合(仲間正宗会長)の協力を得て27日、大浦湾でアーサ(和名ヒトエグサ)の収穫を体験した。児童64人は、養殖網で青々と育つアーサを手際よく摘み取り、海の恵みに感謝した。


 同組合員の池田博次さん(60)は「昨年9月に養殖網に種付けを行い、1月に大浦湾に養殖網を張った。今年の全養殖網は約600枚ほどで、アーサの生育は良好」と語り、子どもたちのアーサ取りを楽しみにした。

 鉄筋の支柱に張られた養殖網は、干潮のために海上に露出。子どもたちは鮮やかな緑色のアーサを収穫し、ビニール袋に詰め込んでいた。

 児童会長の砂川優美さん(6年)は「アーサを養殖網で収穫するのは初めての体験。取りやすくて、とても楽しかった」と感想を話した。

 この体験学習は地域の豊かな自然環境の中で、アーサを収穫する体験を通して豊かな人間性を育むとともに、地域で働く人の職業観に触れることが目的。


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