12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2013年4月11日(木)9:00

地域医療の発展に期待/15日業務開始

耳鼻咽喉科レオクリニック 落成・開院記念パーティ


関係者らが集い盛大に祝った=9日、ホテルアトールエメラルド宮古島

関係者らが集い盛大に祝った=9日、ホテルアトールエメラルド宮古島

 平良字下里に新しく建設された耳鼻咽喉科レオクリニック(伊志嶺了院長)の落成・開院記念パーティが9日夕、市内のホテルで開かれた。医療界から関係者多数が集い、レオクリニックの発展を祈念した。市民を対象にした内覧会は13日午後2時~同4時まで行い、15日の開院から本格的な医療業務を開始する。


 レオクリニックは、診察の予約は受け付けない。患者の待ち環境のストレスを軽

あいさつする伊志嶺了院長

あいさつする伊志嶺了院長

減するため、ゆったりくつろげるロフトスペースを設置した。

 3歳未満の子供と70歳以上で重症度の高い患者からできる限り早めに診察する方針。琉球大学、宮古病院などの中核病院や島内のさまざまなクリニックとも連携して対応する。座って撮れる頭頸部CTが設置されており、地域医療の充実強化を図る。

 式で、伊志嶺院長は、参加者らに感謝の意を表した上で「本気で開業を考えたのは5年前。自分らしく生き、私の勝負はこれからだ」と決意を新たにした。

 前宮古島市長で父の伊志嶺亮さんは、息子の新たな門出を祝福した。

 琉球大学医学部耳鼻咽喉科の鈴木幹男教授は「伊志嶺院長は琉球大医学部でも働いたことがあるが、『あいさつが上手』で『明るい人柄』。患者に接した方が上手で、患者の話を聞くのにたけている」と評価した。

 その上で「宮古の地域医療に尽くす逸材。琉球大学として今後は全面的にバックアップしていく」強調した。

 宮古病院の安谷屋正明院長が乾杯音頭の中で、伊志嶺院長を激励した。宮古地区医師会の池村眞会長は、これからの地域医療の発展に尽力することに期待を込めた。

 舞台では、琉球國祭り太鼓宮古支部の力強い演舞やNORIライブが披露され、盛り上げた。

 レオクリニック(電話79・0923、ファクス79・0924)。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!