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社会・全般
2013年7月6日(土)9:00

高校生カフェオープン/宮古島公設市場内

「んまがぬ家」21日に/県内初 紫イモ菓子など販売


21日にオープンする「んまがぬ家」をアピールする高校生の伊佐さん(左から2人目)と関係者=5日、市役所平良庁舎

21日にオープンする「んまがぬ家」をアピールする高校生の伊佐さん(左から2人目)と関係者=5日、市役所平良庁舎

 県内では初めての高校生カフェ「んまがぬ家」が21日、平良下里の宮古島公設市場内にオープンする。高校生が仕入れから接客、販売、コスト管理まで自ら担当する。営業日は土、日曜日と祝日。営業時間は午前10時から商品が売り切れるまで。当面は宮古島産紫イモを使った菓子など4品を店頭で売り出す。


 高校生カフェのオープンに当たっては、県補助の地域型就業意識向上支援事業を活用。地域の大人(企業含む)が高校生に実践型で仕事を体験できる機会を提供する事業で、今回は合同会社ティダヌファがその機会を提供し、高校生の就業意識の向上を図る。

 昨年12月から高校生を募集したところ、宮古総合実業4人、宮古高校から1人の応募があった。カフェのオープンに向けて研修および商品開発、試作品販売を行い、経営に必要なノウハウを学んできた。

 5日、市役所で開かれたPR会見には、宮古総合実業3年の伊佐由紀佳さんや長濱政治副市長らが出席した。長濱副市長は「高校のクラブ活動では体験できないこと。5人が実社会に早くなじめるように今後も支援していきたい」と話すとともに、経営する高校生の手腕に期待を込めた。

 伊佐さんは「原価計算の勉強は苦労したけど(高校生レストランがある)三重県で学んだことは楽しい思い出」とにっこり。「この高校生カフェで仕事というものを勉強し、少しでも宮古島市の活性化のための役に立ちたい」と話した。

 販売するメニューは、軽食のあったか麺とひんやり麺、紫イモの菓子むらさき丸とみゃ~くんチュロ。それぞれプロのシェフのアドバイスを受けながら開発した自信作だという。伊佐さんは「宮古島の食材を使用して作りました。これがどんどん広がってほしい」などと話し、多くの市民に来場を呼び掛けた。

 んまがぬ家オープンのプレイベントとして、14日に開催されるマンゴー祭りや19~20日の宮古島夏まつりで菓子を販売する。


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