地下ダム施設に感謝
ぱりみずの日で一斉清掃
宮古土地改良区(仲間克理事長)は「みゃーく(宮古)・ぱりみず(畑水)の日=8月3日」の関連行事として7日、ファームポンドなど地下ダム関連施設の清掃を一斉に行った。同区と土地改良施設の管理協定を結んでいる団体や、農林水産関係機関の職員ら約90人が参加。「土地改良施設に感謝」を合い言葉に、美化作業に汗を流した。
ぱりみずの日は、「ぱり(畑)」=8と、「みず(水)」=3の語呂合わせをした。地下ダムの水と、ファームポンド(FP)などのかんがい施設に感謝する日として昨年設定。今年は、2年目の活動となった。
福東自治会は、宮古の観光地にもなっている福里地下ダムの水位・水質監視施設周辺の清掃をした。チェーンソーを手に、雑草を除去。ごみも念入りに拾い集めた。
平良盛栄自治会長は、「世界に類例のない大規模地下ダムが地元にできたことを誇りに思う。ぱりみずの日を通して、水のありがたさを伝えていきたい」と話した。
清掃は野原岳、ミルク峰、東山、来間の各ファームポンドや水位・水質管理施設、風力発電施設などで実施。清掃には西中老人クラブ、福東自治会、来間自治会、宮古伊良部農業水利事業所、県、市農林水産部、水土里ネットおきなわ宮古などが参加した。宮古島地区防犯協会福山支部は、3日にピンフ岳ファームポンドで行った。