12/18
2025
Thu
旧暦:10月29日 友引 辛 
教育・文化 社会・全般
2013年8月21日(水)9:00

宮古民謡にどっぷり

4枚目のCDを発売/東京在住の和田さん


宮古民謡を収録した4枚のCDをPRする和田さんと師匠の平良さん=20日、本社

宮古民謡を収録した4枚のCDをPRする和田さんと師匠の平良さん=20日、本社

 東京都に住む和田佳代子さん(30)が宮古民謡を収録した4枚目のCDを制作し、このほど発売した。母親が平良大浦出身で、旧盆や十六日祭(墓参り)など年に数回、里帰りするという和田さん。「宮古民謡は自分のルーツ。これからも時間を掛けて勉強、研究し歌っていきたい」と話した。


 CDのタイトルは「美ぎ島宮古島ぬあーぐ(歌)」。これまでに第1~第3集までが発売されている。
 今回発売された第4集には、和田さんの歌と三線で「四島の主」「伊良部トーガニ」など計15曲が収録されている。

 宮古民謡に出会ったのは4年前。平良西里の「重信民謡研究所」(平良重信主宰)に体験入学したのがきっかけだった。

 最初は三線で童謡などを弾いていたが、師匠の平良重信さんが「とにかく覚えが早い」と舌を巻くほど上達。レパートリーもどんどん増やして、これまでに宮古民謡を60曲収録。CD化に向け、さらに20曲準備しているという。

 宮古民謡保存協会コンクールの新人、優秀、最高の各部門で合格も果たし、来年は教師の免許取得に挑戦する。

 年に数回、宮古を訪れ平良さんから直接指導を受けているが、ほとんどが独学によるもの。「宮古民謡は壮大で奥深い。聞いていて心が躍動する。これからも歌の内容や歴史を勉強しながら、宮古民謡の魅力を伝えていきたい」と話した。

 平良さんは「もっと経験を積んで、周囲の人たちに影響や刺激を与えながらレベルアップを図ってほしい」と期待した。

 和田さんのCDは市内のレンタルDVDショップや空港などで販売中。問い合わせは重信民謡研究所(電話75・5150)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!