12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2013年11月21日(木)9:00

羽地歯科を研修施設に認定/日本口腔外科学会

高度な医療を評価/九州、沖縄では初めて


認定証を手にする羽地院長と医師たち=20日、羽地歯科口腔外科医院

認定証を手にする羽地院長と医師たち=20日、羽地歯科口腔外科医院

 羽地歯科口腔外科医院(羽地都映院長)が10月1日付で、公益社団法人日本口腔外科学会認定の関連研修施設に登録された。民間病院の関連施設認定は全国で2件目。九州、沖縄では初めて。高度で安全な医療技術や充実した施設・設備などを評価した。


 羽地歯科の医師は常勤が7人、非常勤が5人。学会認定の専門医も非常勤で勤務する。

 がんや顎変形、唾液腺疾患など手術を必要とするほとんどの病気に対応可能。2012年は、約50人を手術した。

 同医院にはクリーン度の非常に高い手術室と、入院ベットも3床備える。
 6月の書類審査や8月の実地審査を経て、19日に認定証が届いた。

 羽地院長は「口腔外科に携わる者にとって、関連施設認定は夢。患者のために頑張ってきて、やっと認められた」と喜びを語った。
 スタッフ一同が最先端の医療を日々勉強し、現場に生かしていることも評価のポイントになった。

 高度な手術だけでなく、麻酔も最先端技術の一つ。同医院ではアレルギー反応を回避する麻酔薬の選定や、万が一反応があった場合でも即対応できるなど、安全面に万全を期している。

 同医院の技術は、島内外の医療機関にも広く知られ紹介状を持参する患者も多い。一方で、地元では認知されていない部分もあり、遠く本土まで治療に行く人もいるという。

 羽地院長は「島外での治療は、経済的負担が大きい。当医院の利用で、経済的負担も軽減できる」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!