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社会・全般
2014年2月23日(日)9:00

身近な植物に美発見/一葉式いけ花宮古島支所

設立10周年で生け花展


招待客らが展示空間を彩る鮮やかな作品を鑑賞した=22日、下地高千穂のT&K HOUSE

招待客らが展示空間を彩る鮮やかな作品を鑑賞した=22日、下地高千穂のT&K HOUSE

 一葉式いけ花宮古島支所(斉藤葉彩支所長)が主催する「一葉式いけ花展」が22日、下地字高千穂にあるT&K HOUSEで開かれた。同支所を設立した10周年を記念するいけ花展は「身近な美の発見」をテーマに大作3点を含む計19点の作品を展示した。同教室で花道を学ぶ門下生の知人、友人や招待客らが展示空間を彩る鮮やかな作品を鑑賞していた。開催は23日まで。

 一葉式いけ花は1937年に創流され、宮古では2004年に文化庁委嘱事業の「いけ花子ども教室」を開いたことをきっかけに斉藤さんが同教室を開設した。

 宮古で自生、栽培されている草花や樹木を用い、また、植物以外の素材を用いることで、空間や時間との関わりやバランスを「植・間」として表現することに同流派の特徴があるという。

 斉藤さんは「宮古の生活の中にある身近な植物の美しさを見つけようと取り組んできたが、ようやく弟子たちと共有し楽しむことができるようになった」と話した。

 同支所の園庭では、シギラベイサイドスイートアラマンダで和食統括料理長を務める政次由宇さんが、たけのこを使った料理を振る舞うなどして、いけ花展を盛り上げた。


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