05/16
2025
Fri
旧暦:4月19日 仏滅 乙 
社会・全般
2014年3月5日(水)9:00

とうがにあやぐ合奏/さんしんの日

宮古民謡協会員ら60人


とうがにあやぐを演奏する参加者たち=4日、カママ嶺公園

とうがにあやぐを演奏する参加者たち=4日、カママ嶺公園

 「さんしんの日」の4日夕刻、宮古民謡協会(川満健功会長)はカママ嶺公園の「とうがにあやぐ」歌碑前で、同歌など十数曲を合奏した。とうがにあやぐは宮古の人々の宇宙観や世界観を壮大なスケールで表現した宮古を代表する民謡。協会会員や一般市民の民謡愛好者ら約60人が、三線を弾き厳かに歌い上げた。

 川満会長は「とうがにあやぐの碑の前で、さんしんの日を迎えたことをうれしく思う。とうがにあやぐをたたえながら、好きな三線を奏でて一時を有意義に過ごしてください」とあいさつした。

 「大世照らし居。すまてぃだだき国の国々 島ぬ島々 輝り上がり覆いよ(この世の太陽は国という国々、島という島々を照らしている)」-。

 演奏会は午後5時30分から始まり、「とうがにあやぐ」で幕を開けた。「大世栄」「鏡原馬場」の連続演奏に聴衆らが大きな拍手を送った。

 中央大学法科大学院生の守屋いずみさんは「宮古民謡を聴くのは初めて。いい土産になった。子供から大人まで大勢が集う様子から、宮古では民謡が広く普及していることを感じる」と感想を語った。

 「とうがにあやぐ」の歌碑は沖縄宮古民謡協会が昨年、「とうがにあやぐ」の後世への継承などを目的に、協会設立40周年を記念して故郷に建立した。

 さんしんの日 3月4日は覚えやすい語呂合わせ。沖縄文化の原点三線の魅力を広めることなどが狙い。県内の民放ラジオ局の提唱で1993年にスタートした。各地で三線愛好者が集い三線と歌を楽しんでいる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!