12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政 社会・全般
2014年8月20日(水)9:00

特定集団健診始まる/伊良部地区からスタート

市、「積極的受診を」/9月27日まで


集団健診初日は伊良部の長浜と佐和田地区を対象に行われた=19日、東地区構造改善センター

集団健診初日は伊良部の長浜と佐和田地区を対象に行われた=19日、東地区構造改善センター

 2014年度特定健診の集団健診(保健センター、公民館で実施)が19日、伊良部地区を皮切りにスタートした。初日は、東地区構造改善センターで午前8時30分から同11時までに50人が受診した。きょう20日も同センターで行われ、午前に加え午後の部も午後1時~同3時まで行われる。市では「伊良部島での実施は22日まで行われるので期間中に積極的に受診してほしい」と呼び掛けた。

 14年度の集団検診は、8月19日~9月27日までの29日間実施する。地区別の実施日は、伊良部が19~22日まで、下地が25、26日。上野が27日~29日。城辺が30日~9月5日。平良が9月6日~同27日まで。

 市では「もし、自分の地区で受けられなかった場合でも他の地区の集団検診でも受診できる。がん検診も含めて積極的に受診してほしい」と訴えた。

 個別健診(医療機関での受診)を含めた特定健診全体における宮古島市の受診率は09年度から3割台で推移。10年度から12年度は37%台となっていたが13年度は速報値ではあるが36%台となっている。

 また昨年、宮古島市が発表した2011年度の同健診の結果で男女ともすべての健診項目で県平均を上回るなど健康問題が深刻な状況となっていることから市国民健康保険課では積極的な受診を呼び掛けている。

 メタボリック症候群で沖縄県は全国1位。その中で宮古島市は県内11市の中でワースト1位となるなど市にとって健康問題は喫緊の課題となっている。

 健康面で深刻なデータが示されている一方で、健診を受けて所見を得ても病院にかからない市民も多く、健康に対する意識が低さも指摘されている。さらに、特に40~50代の働き盛りの受診率が低いことも問題として警鐘を鳴らしている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!