12/18
2025
Thu
旧暦:10月29日 友引 辛 
社会・全般
2014年9月19日(金)9:00

白露のタカ渡り本格化/アカハラダカ

これまでに700羽が飛去


朝日を腹面に受け、越冬のため宮古島を飛び去るアカハラダカ=18日午前7時20分ごろ、下地入江橋

朝日を腹面に受け、越冬のため宮古島を飛び去るアカハラダカ=18日午前7時20分ごろ、下地入江橋

 「白露のタカ渡り」で知られる初秋の風物詩、アカハラダカの渡りの群れが18日、下地の入江橋上空で観察された。宮古野鳥の会(仲地邦博会長)の会員らが確認した。この日飛去した個体数は414羽。これまで確認された合計は727羽(速報値)。アカハラダカは朝日を白い腹面に受け、キラキラと輝きながら宮古島から飛び去った。同会は10日から23日までの2週間、越冬のため宮古島を飛び立ち南下するアカハラダカの個体数調査を行っている。

 仲地会長は「今季初めてまとまった群れが観察できた。今後も続くと思われるので、時間のある人はぜひ、入江橋で一緒に観察しませんか」と呼び掛けている。

 調査は23日まで、午前7時から同9時まで下地の入江橋で行われている。

 ことば アカハラダカは全長約30㌢の小型のタカ。中国の一部や朝鮮半島などで繁殖し、フィリピン、マレー半島、ニューギニアに宮古島を渡りの中継点として南下し越冬する。

 1980年に大野山林で230羽の渡りが確認された。それ以前はアカハラダカの記録は国内ではほとんどなく、台風などの影響で迷い飛来する迷鳥として扱われていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!