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社会・全般
2014年12月4日(木)9:00

「んまがぬ家」が優勝/第1回全国高校生まごの店グランプリ

ラーメン風宮古そば高評価/参加高校生「自信になる」


喜びの報告を行った右から山口さん、荷川取さん、松川さん=3日、宮古島公設市場

喜びの報告を行った右から山口さん、荷川取さん、松川さん=3日、宮古島公設市場

 11月7、8日に三重県多気町で開催された第1回全国高校生「まごの店」グランプリで宮古島の高校生仕事クラブ「んまがぬ家」と三重県の相可高校料理クラブの生徒がコラボレーションで作り上げたラーメン風の宮古そばが見事優勝を果たした。3日には平良字下里の宮古島公設市場で優勝報告が行われ、部員たちが喜びの報告を行った。優勝したメニューは6、7の両日、1日30食の限定で500円で販売される。

 優勝したメニューは、豚骨スープをベースにしたラーメン風の宮古そばに三重県特産のナハビラタケをトッピングしたスペシャルメニュー。

 大会に参加した宮古高校1年の山口愛夢さんは「一緒に料理を考えた相可高校の生徒はメニュー開発に対する能力が全然違うので見習う部分が多かった。食べてくれた人たちからもおいしいと高評価をもらえたのでうれしかった」と話した。

 宮古島で商品開発をサポートした同クラブメンバーの荷川取春佳さん(1年)も「土、日に『んまがぬ家』で頑張ってきて良かった」と話し、松川朋加さん(同)も「この優勝は自分たちの自信になる」と笑顔で述べた。

 「まごの店」は、相可高校食物調理科の生徒が運営する調理実習施設として10月にオープン。この実習施設は同高校・ふるさと村・多気町(産・官・学)が協働して実現したもので入場者も多く地域活性化にもつながっている。

 今回のグランプリは、全国の高校生が三重県に集い、相可高校調理クラブの生徒たちがそれぞれの高校の生徒とともに一つのチームになり、各校の料理をベースにした新しい提案や工夫を話し合いながら、スペシャル料理を仕上げ、出場チームが300人分の料理を販売し、投票によりグランプリを決定した。

 審査の結果は次の通り。

 優勝=宮古島高校生仕事クラブ「んまがぬ家」▽2位=秋田県立北鷹高校▽3位=北海道三笠高校▽4位=三重県立相可高校


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