10/25
2024
Fri
旧暦:9月22日 赤口 辛 
社会・全般
2014年12月15日(月)9:00

おいしく食べて長生き/透析食クッキング&セミナー

西岡医師(宮古病院)が講話


参加者たちは食材や栄養について学びながら透析食づくりに挑戦した=14日、ゆいみなぁ

参加者たちは食材や栄養について学びながら透析食づくりに挑戦した=14日、ゆいみなぁ

 「楽しく作って、おいしく食べて長生きできる透析食」をテーマに透析食レシピクッキング&セミナー(主催・バイエル薬品など)が14日、市働く女性の家(ゆいみなぁ)で開催された。セミナーでは、講演と調理実習が行われ、透析食を健康食と位置づけて食材や栄養の知識を得ながら食生活のストレスをなくして楽しく過ごすことが呼び掛けられた。

 開会のあいさつでは、全国腎臓病協議会の宮本陽子理事が「透析食を健康食として考えてほしい。きょうは宮古島の食材をふんだんに使った料理が紹介されるので楽しみながら学んでほしい」と呼び掛けた。

 講演では、宮古病院の西岡典宏医師が「透析患者に必要なリンの知識」の演題で講話した。

 西岡医師は、高リン血しょうは、動脈硬化などの病気を増やすことから、リンを適切な値に保つことが長生きの秘けつで、治療のためにはリンの多い食事を知って摂取しすぎないようにし、内服を守ることなどを呼び掛けた。

 講演後は、「宮古島食材を使って透析食を作ろう」をテーマに調理実習が行われ、自らも人工透析を受けている管理栄養士の野嵩正恒さんがミニ宮古そば▽変わりおにぎり▽宮古島野菜のかき揚げ-などの作り方を紹介した。

 また、ミニ宮古そばは、高校生カフェ「んまがぬ家」で提供されている宮古そばを透析食にしたレシピが紹介された。

 参加者たちは、リンの基本的な知識と日常生活の中で自らの血清リン値をコントロールすることの大切さ学びながら、調理実習では楽しみながら透析食づくりに挑戦した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年10月12日(土)9:00
9:00

広島から初のチャーター便/JTA

ツアー客112人来島   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する広島-宮古チャーター便が11日、宮古空港に到着した。ツアー客ら112人が2泊3日の日程で宮古観光を満喫する。同社によると11月は広島を含め4地域からチャーター便が就航するという。

2024年9月21日(土)9:00
9:00

地域クリエイターに学ぶ/商工会議所

講師に中村、安田さん/新商品開発セミナー   宮古島商工会議所は19日、地域クリエイターと一緒に考える特産品ブラッシュアップ&新商品開発セミナーを同所で開催した。中村美樹さん(クリエイティブファクトリー・パパラギ)、安田澄江さん(ミヤコブライド)らが…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!