12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2015年12月27日(日)9:03

頭も心もぽかぽかに

入院患者に手作り帽子贈る/宮総実ボランティア部など


宮総実ボランティア部員らから寄贈された手作りの「ハッピーキャップ」=25日、宮古病院

宮総実ボランティア部員らから寄贈された手作りの「ハッピーキャップ」=25日、宮古病院

 宮古総合実業高校ボランティア部(宮平望美部長)、乳がん患者の会「まんま宮古」(深澤麗子会長)、がん患者を支援している「ゆうかぎの会」(真栄里隆代代表)の3団体は25日、タオルを使って作った帽子「ハッピーキャップ」53個を、宮古病院の入院患者に贈った。生徒たちが「暖かい冬を過ごしてほしい」と手渡すと、病院スタッフは「すてきなクリスマスプレゼントになります」と感謝した。

 手作り帽子の寄贈は、化学療法を受けるがん患者がつらい治療を乗り越えてほしいとの願いが込められており、今回で4回目。帽子を通してみんなが幸せな気持ちになり、がん患者への支援の輪が広がっていくことも目的にしている。

 帽子の材料となるタオルを集め、購入し、生徒たちが裁断。まんまの会とゆうかぎの会が縫って作成した。生活福祉科1年生がメッセージカードを、2年生はラッピングを担当。帽子への飾り付けは全員で行った。

 贈呈式が宮古病院であり、代表して宮平さんが「入院中の患者さんたちに、暖かい冬を過ごしていただけたらと思います」と話し手渡した。

 同病院看護部長の本村悠子さんは「毎年、患者さんたちに喜ばれています。大事に使います」と礼を述べ、お返しとして生徒たちにお菓子をプレゼントした。

 手作り帽子は、汗を良く吸収し、汚れたら洗濯機で洗えるのが特徴。色や飾りにも気を使っていることから「かぶっているだけで気持ちが明るくなり、ハッピーになれる」(まんま宮古)という。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!