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社会・全般
2016年5月17日(火)9:02

サンコウチョウなど観察/愛鳥週間

宮古野鳥の会 大野山林で観察会


宮古島の自然や動物たちの食物連鎖などを学びながら野鳥を観察した参加者たち=15日、大野山林

宮古島の自然や動物たちの食物連鎖などを学びながら野鳥を観察した参加者たち=15日、大野山林

 愛鳥週間(10~16日)にちなんだ宮古野鳥の会(仲地邦博会長)の野鳥観察会が15日、大野山林で行われた。親子連れや市民ら約20人が参加し、この時期繁殖のために宮古島に飛来するアカショウビンやサンコウチョウの鳴き声や水浴びを観察した。

 この日は、野鳥の会の久貝勝盛顧問が「愛鳥週間」の起源や自然界の仕組みを紹介しながら、大野山林周辺で確認できる野鳥について説明した。

 大野山林内の遊水池に移動した参加者たちは、声を潜め、池から少し離れた場所でじっと鳥が水浴びにくるのを待った。

 参加者たちは、水浴びに来た野鳥たちの自然の営みを双眼鏡や望遠鏡で観察。デジタルカメラでその姿を撮影する姿も見られた。

 参加者たちに対して久貝顧問は「鳥が生活できる環境を守ることは自分たちの生活する地域を守ることになる。鳥たちが生きる環境を学びながら自然の大切さをも感じてほしい」と呼び掛けた。

 親泊昌輝君(南小1年)は「野鳥の中では前に一度見たことのあるクジャクが一番好き。きょうクジャクが観察できるのを楽しみにしている」と笑顔で話した。


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