社会・全般
2016年7月1日(金)9:02
無病息災願い茅輪くぐり/宮古神社で「夏越の大祓」
新年から半年間の厄を払う「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」が30日、宮古神社で行われた。本殿前に魔よけに力があるとされるチガヤで編んで作った直径約2㍍の「茅輪(ちのわ)」が設置された。参拝者らは、無病息災、延命長寿、ご利益を願って順番に輪をくぐった。
「大祓」は、6月晦日(みそか)と12月大晦日(おおみそか)の年2回行われる神事。参拝者らは、紙の人形(ひとがた)に息を3回吹きかけ、その人形で体の悪いところをなでて罪や穢れを移し、神社に納めた。
「茅輪」を「8」の字を描くように3回くぐると、今後半年の日々が平穏無事に過ごせるとされる。
快晴の下、境内では、ちびっこらんど・ニライカナイが祭り太鼓で奉納演舞を披露した。