12/16
2025
Tue
旧暦:10月27日 赤口 己 
社会・全般
2016年10月8日(土)9:04

自然保護に決意新た/飛来する環境守ろう

サシバ保護パトロール出発式


「サシバが来る島の自然を守ろう」と決意を新たにした出発式=7日、市伊良部庁舎前

「サシバが来る島の自然を守ろう」と決意を新たにした出発式=7日、市伊良部庁舎前

 2016年度サシバ保護合同パトロール出発式が7日、市伊良部庁舎玄関前で行われた。県自然保護課、市環境衛生課、野鳥の会など関係機関が参加した。宮古島に本格的な秋の訪れを告げるサシバの渡りは、寒露のタカ渡りともいわれ、この時期に、繁殖地から宮古島などを中継して、越冬地に南下する。参加者はサシバが飛来する島の自然環境を守ろうと決意を新たにした。



 出発式で県自然保護課の古田さゆり主事が「この活動も今年で44年目を迎える。県もサシバが訪れるこの素晴らしい自然環境を次代に引き継ぐため各種施策を積極的に推進する」と金城賢課長のあいさつを代読した。


 伊良部中学校生徒会長の高志保聖羅さんは「きょうのパトロールでサシバ保護を多くの人に強く訴えたい」


 伊良部高校自然クラブ副部長の仲原祐希実さんは「島の自然環境を調査するために、楽しみながら活動し、学んでいきたい。そしていつまでもサシバが飛来する島であるよう、自然環境を守っていきたい」とそれぞれ活動への意気込みを語った。


 式後、宮古島署のパトカーを先頭に、島内を広報パレードし、サシバなど野鳥の保護を広報した。


 県自然保護課、伊良部中高等学校の生徒、宮古野鳥の会会員らが8~21日まで、市伊良部庁舎で飛来数のカウント調査を行う。宮古野鳥の会は16日午後3時からサシバ市民観察会を予定している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!