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社会・全般
2016年10月10日(月)9:01

笑顔と交流の輪広がる/みやこ福祉会が運動会

さまざまな用具を使って速さを競ったバラエティーゲーム=9日、鏡原中グラウンド

さまざまな用具を使って速さを競ったバラエティーゲーム=9日、鏡原中グラウンド

 障がい者福祉施設で構成するみやこ福祉会(伊志嶺博司理事長)の運動会が9日、鏡原中グラウンドで行われた。踊りや障害物リレー、綱引きなどの多彩なプログラムに施設利用者とその家族、ボランティアの中学生たちが取り組み、笑顔と交流の輪を広げた。

 スポーツやゲームなどを通して互いの友情や親睦を深め、地域との交流を図ることが目的。今年で15回目。

 運動会は紅白に分かれて競ったり、全員でダンスを踊ったりして楽しんだ。

 このうち三輪車や竹馬などさまざまな用具を使って速さを競う「バラエティーゲーム」では、参加者のコミカルなしぐさが会場の笑いを誘っていた。

 鏡原中や平良中、北中の生徒たちがボランティアとして参加し、運営を後押し。「親の会」は前日から準備したというソーキ汁やおにぎりを昼食に出して喜ばれた。

 長濱政治副市長も激励に駆け付けた。

 伊志嶺理事長は「15年前はメンバー40人だったが、今では100人余に増え職員も60人の大所帯になった。一堂に会してレクを楽しむ運動会は意義あるもの。親の会の協力や中学生ボランティア、行政などいろいろな人たちに支えられ感謝している。思い出に残るような運動会にしようと、職員が工夫を凝らした。全員で楽しんでほしい」と話した。


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