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社会・全般
2017年1月1日(日)9:07

公民館の役割大きい/下地

フラサークルが活用/プアナーナーラ


サークルに参加している皆さんと関係者=下地公民館

サークルに参加している皆さんと関係者=下地公民館

 フラサークル・プアナーナーラ(洲鎌尋魅代表)は講座、サークルが始まって4年になる。下地スポーツクラブ(洲鎌菜穂子代表)の活動の一環として始まったが、その後、人数が集まったのでサークルになった。今のメンバーは子供が13人に大人が7人。先生は福嶺美智子さん。毎週1回、下地公民館で練習をしている。部活がない日に練習して、その足で家に帰る。身近にできる。「公民館の役割はすごく大きい」と、洲鎌さんは話す。

 サークルに来る子供たちはどんなに先生に叱られても、「踊りたい」との熱意で練習には集まってくる。よほどのことがないと欠席しない。「それが凄いと思うし、下地という地域の土地柄もあると思う」と、洲鎌さん。

 洲鎌さんは「子どもたちには学ぶ姿勢や、発表する場所での地域とのつながりを大切にしていきたい」。

 フラは踊りによって衣装の色も違う。「ハワイの島の色で、赤だったり、黄色だったり」と変わるという。「そういうことも、子どもたちに教えていきたい」。

 カギマナフラコンペティションin宮古島(カギマナフラ)の影響で、習いたい人が増えた。「とても有難いこと」と、洲鎌さんは話す。ただ、人数が増えてきたので、これまで大人子供一緒に練習をしていたが、大人のレッスンと子供のレッスンに分けた。

 子供たちはどんどん成長する。特に中学生は素直だと話す。「先生に言われたことを素直に聞くので上達が速い」との印象を持っている。

 このサークルに通っている子供たちの中には、カギマナフラに出場する本島からのフラのプロの人たちと宮古島で触れ合うこともあるので、その影響で将来ハワイにフラ留学をしたいという子もいる。

 洲鎌菜穂子さんが経営する民宿に泊まるトライアスリートの中にも、フラを踊る人が結構いるという。「レイの作り方を教えてもらうなど、楽しい交流をしている」

 サークルに通う子供たちの保護者に美容師が3人、サークルの先生が洋裁の先生なので、衣装も髪のセットも保護者が行っている。


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