12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
イベント 社会・全般
2017年10月5日(木)9:06

各地で十五夜まつり/狩俣では大綱引き

住民ら500人参加、西が勝利


力の限り大綱を引く参加者ら=4日、狩俣

力の限り大綱を引く参加者ら=4日、狩俣

 狩俣地域の豊年祭(主催・狩俣自治会)のメインイベント、「十五夜大綱引き」が4日夜、県道の一部区間を一時通行止めにして行われた。照明灯の明かりの中、東西に分かれ、長さ約80㍍、直径約20㌢の綱を約500人が引いて無病息災、豊漁・豊作を願った。熱戦の末、西が勝ち、豊漁が約束された。

 大綱引きの開始前には、狩俣小学校の子供たちが元気はつらつとエイサーを披露。また狩俣幼稚園の園児たちが元気いっぱいに踊りを繰り広げた。観客らは、カメラに収め大きな拍手を送っていた。

 民謡三線ショーでは国士舘大学の学生20人らが楽しく舞い踊った。同大学は3年連続の参加。観客らは、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。

 大綱が会場に運ばれると熱気に包まれた。参加者らは綱に結びつけられた細い綱を握り、「ワッショイ、ワッショイ」と引っ張り合った。全員が勝ち負けに拘らず笑顔で無事終了した。

 同自治会の久貝正吉会長は「お互いに引き合う姿が勇ましく、ものすごく迫力があった」と興奮冷めやらぬ表情で語った。

 狩俣小学校の上里啓美校長は「きょうは地域の十五夜行事ということで、授業は早めに終わらせた。園児6人、児童37人が参加し、よく頑張った」とたたえた。

 島尻地域に住む新垣琉愛さん(6年)、高橋楓君(同)、新垣楓華さん(2年)の3人は初めて参加。3人は今年4月から狩俣小学校に通い、友達と一緒にエイサーで盛り上げた。

 3人は「お友達がたくさんできたので、とても楽しかった。エイサーは上手にできた」と笑顔で話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!