12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
社会・全般
2017年11月21日(火)9:04

“兄弟”元島に集う/池間民族がレクや懇親会

元島の池間島で交流を深める3地区の住民ら=19日、池間離島振興総合センター

元島の池間島で交流を深める3地区の住民ら=19日、池間離島振興総合センター

 池間、佐良浜、西原の住民が参加する池間民族の集いが19日、元島の池間島で開かれた。3地区の住民がレクリエーションや懇親会を通して絆を深めた。

 集いは1986年に始まり、今年31回目。3地区持ち回りで開いており、毎年多くの池間民族が参加して交流を楽しんでいる。

 午前中は、ゴルフ、グラウンドゴルフ、ゲートボール、囲碁の大会を行い、午後から離島振興総合センターで懇親会を開いた。

 懇親会で実行委員長を務めた仲間正明さん(池間自治会長)は「兄弟よ、ようこそ池間島へ」と佐良浜と西原の住民を歓迎。「誇り高き民族の3地区からこうしてたくさんの人が集まってくれてうれしく思う。まるで盆と正月を一緒に迎えたような気分だ。きょうは時間の許す限り楽しんでいこう」と呼び掛けた。

 この後、各大会の上位入賞者らを表彰した。入賞者が踊って喜ぶと、会場は拍手と指笛で沸いた。

 乾杯の音頭を取った佐良浜池間添自治会の仲村淳会長は方言で池間民族の一層の団結を促し「この素晴らしい集いを、私たちの子や孫にしっかりと引き継いでいこう」と強調。併せて集いの発起人や受け継いできた先輩に感謝を込めた。

 この後も3地区の住民は和やかに交流を深めた。池間島の皆さんが準備した刺し身や煮付け、そば、赤飯を楽しみながら池間民族の絆を確かめ合っていた。

 池間民族の集いは、池間の上里望さん、佐良浜の長浜光雄さん、西原の伊良部和則さんが話し合ってスタートさせた。「その昔、3地区の交流会があった」という情報を基に再開させて今日に至るという。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!