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社会・全般
2018年3月3日(土)8:58

きょう「旧十六日祭」/空港、帰省客でにぎわう

空港ロビーは旧十六日祭で手みやげをもった帰省客でにぎわった=2日、宮古空港

空港ロビーは旧十六日祭で手みやげをもった帰省客でにぎわった=2日、宮古空港

 きょう3日は旧暦1月16日で、あの世の正月「ジュウルクニツ(十六日祭)」。宮古の家庭によっては墓や仏壇に果実や菓子、豚肉・魚料理などのごちそうを供え、先祖に無病息災や子孫繁栄を祈る。

 2日は、島内各地の墓地で清掃する風景が見られ、雑草をかまで刈り取り、竹ほうきで掃くなど、準備作業に汗を流す人の姿が見られた。

 宮古空港では朝の便から、先祖に供える手土産を抱えた帰省客らでにぎわった。

 神奈川県川崎市に住む平良出身の友利充秀さん(44)は妻の洋子さんと長男の海斗君(1歳)と来島。空港では出迎えた充秀さんの父・恒蔵さんと久々の再会を喜んだ。

 光秀さんは「毎年、旧十六日祭は里帰りしているので、この時期を楽しみにしている。やはり正月よりも旧十六日祭の方が帰る頻度が多い」と話した。

 久々のおじいちゃんに再会した海斗君はまだよそよそしい態度。それでも充秀さんは「今はこうしてても帰るころには、おじいちゃんにべったりになる」と笑顔で話した。


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