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社会・全般
2018年3月11日(日)8:56

酸っぱい味が懐かしい

シマヤマヒハツ鈴なり/保良の民家


5㍉ほどの小さな実を付けたシマヤマヒハツ=5日、城辺保良の民家の庭

5㍉ほどの小さな実を付けたシマヤマヒハツ=5日、城辺保良の民家の庭

 シマヤマヒハツ(トウダイグサ科)の実が民家の庭に鈴なりとなり道行くの人の目を引いている。

 5㍉程度の小さな実でぶどうの房によく似ている。宮古では「ヤーマトゥスピス」「ヤマブシャ」「ヤマブスキ」などと呼ばれる。

 果実はそのまま食べると、渋みと酸味が強く、昔は子供たちがよく口にして顔をクシャクシャにしていた。

 動脈硬化や脳梗塞を防ぐといわれるポルフェノールを多く含んでいるといわれ、泡盛に漬けて「わが家の果実酒」として愛飲する人もいた。

 子供のころに酸っぱいという強烈な味を知っている人は、実を見るだけでパブロフの犬と同じように口の中に唾液が広がるとか。

 今では、口にする人はほとんど見られず、民家の近くに住む人は「子供のころに食べた酸っぱさは今でも覚えている。昔は果実酒にして、家に来る人に自慢して振る舞っていたが今はやらないね」。


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