旧盆入りを控え、中元商戦が本格化している＝20日、市内の大型スーパー

　23日の旧盆入りを控え、市内の大型スーパーなどでは旧盆と中元商品の商戦が本格化してきている。

　タウンプラザかねひで宮古店では20日、多くの客が陳列された中元商品を買い求め、少なくなった商品を店員が補充する光景が見られた。

　同店の松川怜司店長は「例年、中元商品も旧盆商品も『迎え日』前日（22日）と『迎え日』がピークになる。中元商品は豊富に取りそろえているが、できるだけ早く購入すればいろいろな商品が選べると思う」と話した。

　中元商品を大量に購入していた60代の主婦は「例年、旧盆入りの数日前に購入している。遅れると選べる商品が減るので、数日前が一番良い。旧盆の料理の材料は『迎え日』の日に購入する予定」と話した。　

　今年の旧盆は23～25日までの３日間。宮古では、初日を「ンカイ（迎え日）」、２日目を「ナカビ（中日）」、最終日は祖先を送る「ウッフィユー（送り日）」と称している。