12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2019年6月25日(火)8:57

祭り彩る紅白カマボコ/きょう多良間スツウプナカ

祭りで使う紅白のカマボコ作りを行うクバン座=24日、多良間仲筋

祭りで使う紅白のカマボコ作りを行うクバン座=24日、多良間仲筋

 【多良間】多良間島の伝統行事「スツウプナカ」が25日、「ナガシガー」など村内4カ所の祭場で行われる。本番前日の24日、周辺の海で各海人座が網漁で捕った魚がクバン座に運び込まれ、手作りの紅白カマボコなどに料理され、準備万端となった。

 各海人座は供え用の魚を網漁で捕り、神様にささげる用の魚は、若いススキの葉で編んだ綱をエラから口に通し数匹をひとまとめにして、海水でうろこなどを取り除いた。

 この日の深夜には、神歌(ニィリ)を長老が歌い、酒を酌み交わす「暁の願い(アカツキニガイ)」が行われる。「ヤッカヤッカ」のはやしを響かせながら木製の角皿から神酒を回し飲み、五穀豊穣(ほうじょう)や集落の繁栄を願う。

 スツウプナカは八月踊りと並ぶ島最大の行事。1983年に多良間村の無形民俗文化財に指定されている。ナガシガー、フダヤー、パイジュニ、アレーキの計4カ所の祭場で行われ、島は祭り一色に染まる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!