社会・全般
2010年11月17日(水)9:00
路上寝・10月末で569件/宮古島署管内
前年比51件減、注意喚起へ
宮古島警察署管内における10月末現在の路上寝の110番通報は569件で前年同期の620件に比べ51件減少している。同署は「前年比でマイナスに転じているが、いまだ大幅に減少したとは言い難い。これから年末年始に向け、忘年会や新年会で飲酒機会が増える。交通事故や盗難被害にもつながる路上寝の危険性を十分に認識してほしい」と呼び掛けた。
宮古島署管内で、昨年1年間に路上寝で110番通報があったのは715件で、県内では那覇署の2416件(概算)、沖縄署の888件(同)に次ぐ多さ。人口1000人当たりの件数で見ると、宮古は約13人で、那覇の9人を上回っている。
こうした状況を受け、同署ではこれまでに市役所や銀行などで路上寝のパネル展を実施し、その危険性と節度ある飲酒を呼び掛けている。