12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2017年6月20日(火)9:07

場所選定は防衛省/千代田への陸自計画

市長提案を否定/市議会6月定例会一般質問


下地市長らが答弁に立った市議会6月定例会一般質問4日目=19日、市議会議場

下地市長らが答弁に立った市議会6月定例会一般質問4日目=19日、市議会議場

 陸上自衛隊の配備が計画されている上野・野原の千代田カントリークラブについて、下地敏彦市長は19日、場所の選定はあくまで防衛省が行ったものであり、市長提案により決定したものではないとの見解を改めて示した。市議会6月定例会一般質問で石嶺香織氏への答弁で説明した。

 千代田カントリークラブへの陸自配備計画について石嶺氏は、下地市長が過去の議会答弁で自身が防衛省へ提案した旨の発言をしていたのではないかと質問。それに対し下地市長は、「沖縄防衛局から千代田を含め5カ所の提案があり、旧大福牧場が有力だが市長の意見を聞きたいととのことだったので、1カ所で配備するより分散して配備することで社会基盤の整備や経済関連の波及効果が大きいと判断をして、隊舎などは別の場所も検討してはどうかとの考えを述べた。それを受け防衛省が検討を行ったと推察する」と、あくまで分散配置を提案しただけで市長自身が千代田を提案したものではないと答弁した。

 石嶺氏は、千代田カントリークラブは防災機能を有する県立公園として整備する計画があったことを指摘。「公園を作りたいからそこ以外の場所を選んでと言うこともできた。あえて市長が個人的な理由で千代田を勧めたのではないか」と重ねて質問したが、それに対する下地市長の答弁はなかった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!